大正12年9月1日に、関東地方を中心に甚大な被害をもたらした関東大震災が発生しました。9月1日を「防災の日」としたのは、この関東大震災や、台風シーズンを迎える時期であることが主な理由とされています。昭和34年9月の伊勢湾台風が契機となり、昭和35年に9月1日を「防災の日」とすることが定められました。東京消防庁の調査では、地震時における負傷者の約30~50%が家具類の転倒・落下・移動によりケガをしていることが分かっています。家具類の転倒・落下・移動防止対策をしたり、避難場所を家族と確認するなど、防災意識を高めておくと、いざという時に役立ちます。
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