香典返しの基本と品物
香典あ返しは、お通夜や葬儀の際に頂いた香典のお返しとして感謝の気持ちを表わす贈りものです。失礼なく渡せるように、まずは渡すタイミングと予算について確認していきます。
香典返しのタイミング
香典返しは元々、弔事を滞りなく終えたことを伝えるために四十九日法要のあと、忌明けに行われていました。しかし、いまどきは「即日返し」と呼ばれる香典を受け取ったその日にお渡しするやり方が一般的になっています。
これは参列する方が多くなったときでも、簡単に対応できることから広まったのでしょう。日中家を空けている家庭も多く、渡す側も受け取る側もその場でやり取りができるので、とても合理的といえます。
香典返しの予算
贈りものやお金をいただいた場合のお返しは、受け取った金額や品物の3分の1から半額くらいが予算の目安となります。これは「半返し」と呼ばれる風習で、香典返しでも同じです。
しかし、即日返しでは事前に予算を確認することはできません。そのため、多額の香典を頂いた方には忌明けに改めてお返しをされることが多いようです。
「カタログギフト」を使った香典返し
香典返しの品物は、お茶や洗剤などが選ばれていました。これは、弔事のお返しとして「消えてなくなるものが良い」とされていたからです。いまどきでは、消耗品のタオルやカタログギフトもよく利用されています。カタログギフトは祝い事によく利用されます。そのため「香典返しにカタログギフトを贈ってもいいのか?」と疑問に思う人がいるかもしれません。
実は、カタログギフトをどういったときに貰ったか?という調査があります。その調査では、最も多いのが「結婚式」その次が「香典返し」という結果が出ています。なぜ、香典返しの贈りものとしてカタログギフトが選ばれているのか、その理由を確認していきます。
香典返しにカタログギフトが選ばれる3つの理由
1. 失礼になることが少なく、安心して利用できる
香典返しには、贈ってはいけないタブーの品があります。例えば、お酒は神事や祝いに用いられることから、香典返しには向かないとされています。カタログギフトなら相手が好きなものを選ぶことができるので、贈る側がタブーの品を渡す心配はありません。また、好みや家族構成によっても喜ばれる品は変わってくるでしょう。そのため、故人や家庭に合わせて好きなものを選べるカタログギフトは、便利な贈りものとして選ばれているのです。
2. 一律のお返しができる
香典返しは半返しが基本となります。しかし、一人ひとり確認しながら半返しするよりも、一律のお返しが喜ばれる場合もあります。ただし、多額の香典を頂いた方には後日忘れずにお礼を伝えましょう。個別に、カタログギフトのコースを少し高めの種類にしても良いかもしれません。
3. 遺族負担を軽減できる
葬儀や通夜の準備などで、確認事項や各種手続きが行われます。遺族は精神的に落ち込んでいるなか、限られた時間で多くのことに対応しなくてはいけません。カタログギフトであれば、業者から提案された料金プランやコースを選択するだけで準備が可能です。そのため、遺族側は香典返しを選ぶ手間と準備する手間が軽減できるのです。
失礼なく安心して贈れる香典返しは「カタログギフト」
遺族は、短期間で色々な準備をする必要があります。初めての法事であればどのような段取りで進めて、お返しは何を選択したらいいのか色々なことで悩むでしょう。カタログギフトは香典返しのタブーを避け、遺族が準備する手間を軽減できる便利な贈りものです。相手に失礼がないよう渡すことができ、貰った人も自分のライフスタイルに合わせ品物を選ぶことができます。参列された方々に感謝の気持ちを伝えるためにも、カタログギフトを上手く活用しましょう。