民間療法として使われたお灸
二日灸は「ふつかきゅう」や「ふつかやいと」と読みます。1年の間に2回あり、2026年は3月20日(旧暦2月2日)と9月12日(旧暦8月2日)が二日灸にあたります。
旧暦2月2日には農業が始まる頃、旧暦8月2日は収穫が始まる頃にあたる多忙な時期。冬の寒さや夏の暑さによって不調や疲れた身体を整え、元気に仕事ができるようにお灸をすえて備えていたようです。
また、二日灸にお灸をすえると普段のお灸の2倍の高価があると伝えられ、無病息災、長寿で健康に暮らせるといわれています。
お灸の由来
お灸のはじまりは諸説ありますが、遣隋使や遣唐使によって中国から伝わったという説が多く語られています。薬草としても知られている「もぐさ」は、民間療法としても用いられていました。
もぐさの葉を乾燥させて作られたお灸を、いわゆる“ツボ”と呼ばれる身体の特定部分に置いて火をつけ、温熱刺激を与えることで身体の調子を整えたり、不調症状を緩和させたりします。夏の疲れが出てくる二日灸の時期にすえるお灸は理にかなっているという訳です。
そんな夏の終わりの贈りものには、身体を気遣ったグルメギフトを選んでみてはいかがでしょうか。