共通の友人や知り合いから聞いて知る新しい命の誕生。親しい方ならお祝いの気持ちをすぐに届けたいものですが、大人としての気遣いを心掛けたいものです。今回は知っておきたい「出産祝いのマナー」についてご紹介いたします。

A.出産祝いの贈り物は、大前提として確実な「出産の報告」や「産後の母子の健康状態が良いこと」を確認してから準備しましょう。もしも母子どちらかの健康状態がすぐれない場合や、万が一死産だった場合など、出産祝いを送ってしまうと相手の負担になったり、悲しみを倍増させてしまいます。そのため出産祝いは必ず出産の報告を“きちんと”聞いてから贈るようにしましょう。また、贈るタイミングは、生後7日～1カ月ぐらいが一般的。地域によっても差があるため、できるだけ確認するなど注意が必要です。

Q. 出産祝いは直接お渡しすべき？配送してもいいの？

A.出産祝いを贈るには、ご自宅に配送するのがベター。出産後は病院にいる間はもちろんのこと、退院後もあわただしい毎日を送っていることが想定できます。また体調がすぐれないこともあるでしょう。そのためできるだけ相手の負担にならないようにメッセージを添えてギフトを配送するのがおすすめです。ただ特別親しい間柄で、相手から誘われた場合は病院やご自宅にうかがい直接渡してもよいでしょう。病院やご自宅にうかがう場合は、出産後は母子ともに健康状態が不安定なこともあるので、相手のご都合や体調を必ず確認してから訪ねるようにしましょう。