フランスの新年といえば、パイ生地でできた円くて平たいお菓子で、中にfeve(フェーヴ)という陶製の小さな人形がひとつ隠されている「ガレット・デ・ロワ」を家族で食べる習慣が有名です。そのほか、12月の終わりからは街のあちこちに、「Mois du Blanc モワ・デュ・ブラン」(白の月)または「Le Blanc ル・ブラン」(白)という看板が立つようになります。「ブラン」には「白」のほかに、「リネン」の意味があります。クリスマスが終わり、セールが始まるタイミングでリネンを買い、新年を新しいもので気持ちよく迎えようという人も多いそうです。
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