明治23年創業の江戸和菓子屋。
東京木挽町(銀座の歌舞伎座付近の旧地名)で開業。大正後期、茶時の干菓子をヒントに登録商標「冨貴寄(ふきよせ)」を考案しました。
「心やすらぐ おいしいものを」
変化と進化をくりかえしつつ、頑なに守り通してきた理念。この想いを変えることなく、むしろ、いかに近づくことができるか。すべてはお客様のために。そして、和の国の菓子文化のために歩んできました。
登録商標「冨貴寄(ふきよせ)」
風で吹きよせられたという意味を持ち、その風情を表すように木の葉や実を模した小さな干菓子を何種類も寄せ集めた和菓子、吹きよせ。風が運ぶ愛らしいものたちは、幸せをもたらすものであってほしい。そんな願いをひそませる名前となった登録商標「冨貴寄(ふきよせ)」は、銀座菊廼舎が誇りとする品です。冨貴寄は富を集めるという意味がある縁起の良い銘菓です。
日本の美しい四季を編む菓子。
移ろいゆく季節に思いを馳せ春夏秋冬を編んだ和菓子を丁寧につくってきました。日本の美しい四季「春(桜)・夏(涼)・秋(月)・冬(干支)」を表現した季節限定品の冨貴寄(ふきよせ)もご用意しております。目で味わい季節を愉しませる江戸の粋を感じます。