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【二十四節気】雨水(うすい)って何?雨水にひな人形を飾ると良い理由は?
「雨水(うすい)」は、二十四節気の一つで、「立春(りっしゅん)」の次にあたります。毎年2月19日ごろ(2025年は2月18日)に訪れ、「雨水」という名前の通り、雪が雨へと変わり、氷が溶けて大地に潤いをもたらすことからこの名がつけられました。
今回は雨水(うすい)の時期の特徴と、雨水の日にひな人形を飾ると良いといわれている理由についてご紹介します。
雨水(うすい)の特徴
1.雪解けが始まり、春の訪れを感じる
・厳しい寒さが少しずつ和らぎ、降るものが雪から雨へと変わる。 ・田畑の土が潤い始め、農作業の準備をする時期とされる。 ・地面の霜が溶け、川の水量が増してくる。 2.季節の変わり目で、寒暖差が激しい ・朝晩は冷え込むが、日中は少しずつ暖かくなる。 ・体調を崩しやすい時期なので、風邪や花粉症に注意が必要。 ・「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉が示すように、寒い日と暖かい日が交互に訪れる。 3.農耕の準備が始まる ・雨水は昔から「農耕のスタート」とされ、種まきや畑作りが始まる目安。 ・「雨水を過ぎたら農作業を始めると良い」**と伝えられる。 ・春の田植えや種まきの準備が始まり、自然が目覚める時期。 雨水の時期に雛人形を飾ると良い?
雨水(うすい)の時期(2月19日ごろ)に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるという言い伝えがあります。
これは、雨水が「雪が雨に変わり、大地を潤す時期」であり、生命の息吹を感じる縁起の良いタイミングだからです。 1. 「恵みの雨」で良縁をもたらす 雨水は雪解けが始まり、大地が潤い、生命が芽吹く時期とされています。そのため、「恵みの雨」が幸運や良縁をもたらすと考えられてきました。 これは、「雨水=恵みの雨=豊かな実り=良縁」という縁起の良さに由来していると考えられ、「娘が良縁に恵まれる」とされています。 2.晴れた日に飾ると湿気対策にも 雛人形は湿気を嫌うため、雨の日ではなく、晴れた日に出すのが理想的です。 雨水の頃は、寒さが少し和らぎ、晴れ間も増えるため、お雛様を出すタイミングとして最適とされています。 3.季節の節目に厄払い ひな祭り(3月3日)は、本来雛人形を飾り、女の子の厄災を身代わりとして引き受けてもらう厄払いの行事でした。 雨水の頃に雛人形を飾ることで、早めに厄を払い、健康や幸せを願うという意味があります。 4. 農耕の始まりと「豊かさ」の象徴 雨水は、農作業の準備を始める時期でもあり、「実りの多い年になるように」と願うタイミング。 これと同じく、雛人形を飾ることで「娘が豊かな人生を送れるように」という願いが込められています。 雨水の時期の七十二候(しちじゅうにこう)
1年を24に分けたものを「二十四節気」といいますが、さらに細かく72に分けたものを「七十二候」といいます。七十二候は季節の移ろいを鳥や花、気象などのの様子で表現しており、それぞれに美しい名前がつけられています。
ここでは「雨水(うすい)」の時季にあたる七十二候をご紹介します。 ・初候(2月19日~23日頃) 土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる) 「土脉(どみゃく)」は土の中の水脈や地面のこと、「潤起(うるおいおこる)」は湿り気を帯びて潤い始めることを意味します。 田畑の土が潤い、農作業など春の準備が整い始めたことを表す言葉です。 ・次候(2月24日~28日頃) 霞始靆(かすみ はじめてたなびく) 「霞(かすみ)」は春に見られるぼんやりとした空気の現象で、遠くの景色がかすんで見えることを指します。 「靆(たなびく)」は、雲や霧が空に広がり、たなびく様子を表しています。つまり、「春の気配とともに、霞が立ち始める時期」を意味しています。 ・末候(2月29日~3月4日頃) 草木萌動(そうもく もえうごく) 「草木(そうもく)」は草や木のこと、「萌動(もえうごく)」は芽吹き、動き始めることを意味します。 つまり、「草や木が芽吹き始め、春の訪れを告げる時期」という意味があります。 雨水の時期は春らしい暖かさを感じる日もありますが、まだま寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期です。 心も身体も疲れやすくなるこの時期、香りやお風呂でリラックスできる入浴剤やアロマ、コスメを贈って見てはいかかでしょうか。 季節の変わり目にぴったりなリラックスアイテム |