5月「皐月(さつき)」の由来あれこれ
もともと皐月(さつき)は旧暦で5月を指していました。新暦でいうと5月下旬から7月上旬頃にあたりますが、今では一般的に5月の別名として皐月と呼ぶようになりました。また旧暦では、5月は田植えの時期であることから「早苗月(さなえづき)」が「早月(さつき)」となったという説もあります。そして「皐」という字には「神に捧げる稲」という意味があったことから「皐月」という字を当てはめたという説もあるそうです。
5月の季語「薫風(くんぷう)」
清々しい5月の風情を感じさせる季語のひとつに「薫風」があります。薫風には、若葉、香り、初夏、風といった意味が含まれていて、俳句で使う場合は5月初旬から末まで使える言葉です。また5月の時候の挨拶で使われる「薫風の候」とは「新緑の木々の間を吹いてくる風」を意味していて、この時季にぴったりの心地よい表現です。
ハガキや贈りものに添える手紙などでも、受け取った相手の方にさわやかな季節の雰囲気を感じていただける季語として親しまれています。