良い兆し、めでたいことを意味する「吉祥紋様」
「吉祥文様」は良い兆し、おめでたいことを意味する文様の総称です。
祝意を表し、昔から結婚式や祝賀会で身に着ける礼装着物や帯に用いられています。また風呂敷包みにも描かれることが多く、お祝いの気持ちを込めた贈答品をお届けする際にも用いられています。
贈答品を受け取る方が文様の意味をご存知であれば、贈る側の方の丁寧なお心遣いにも喜んでいただけることでしょう。
伝統的な「吉祥紋様」に込められた意味とは?
吉祥文様として描かれているモチーフは色々ありますが、それぞれに意味を持ちあわせています。
よく知られている「松竹梅」は、常緑で寿命が長い松、積雪にも折れない竹、冬の寒い中でも蕾を付け芳香を漂わす梅を表し、縁起の良い樹木とされています。他にも「鶴亀」「菊」は長寿、「葡萄」「瓜」は子孫繁栄、「宝」「扇」は栄達・出世、「相生の松」「貝」は夫婦円満、「雲」は雨を呼んで豊穣へ繋ぎ、商売繁盛に導くなどさまざま。どれも縁起が良く、幸福を呼び込む文様とされています。
お祝いごとにふさわしい吉祥文様。お祝いの贈りものを選んだり、お届けしたりする際に取り入れれば、きめ細やかで丁寧な気持ちを添えることができるでしょう。