風呂敷で包む、という作法が意味すること
まず「包む」という字。漢字で表現すると母体に守られている胎児を表し、母から生まれると「己」に代わります。
このことから慈しんで丁寧に扱う、大切にするということを意味しています。風呂敷で包み、それをほどいて贈答品を渡すことは相手の方への尊敬を証し、丁寧なおもてなしの気持ちを添えることができるのです。
おもてなし上手は季節を意識して
贈答品を直接お渡しする機会が多い方は、風呂敷の色柄にこだわってみてはいかがでしょうか。
高貴な色とされる紫色は冠婚葬祭のさまざまなシーンで使えるので持っていると重宝。また贈りものを届ける時季に合わせた、季節感のある色合いや柄などを意識して選んでお使いになると、きめ細やかなおもてなしの心が相手の方に伝わることでしょう。
四角いもの、丸いもの、細長いもの、短いもの…大きさや形にとらわれずに自由自在に包めるのも風呂敷の良いところ。贈答品をはじめ、ちょっとした差し入れやさまざまなご用途に「風呂敷」を活用してみてはいかがでしょうか。