◇ 大人なら知っておきたい「お香典返し」の基本マナー
Q. そもそも「お香典返し」とは何ですか?
A. 身内の方が亡くなった時に執り行う通夜または葬儀・告別式の際に、参列者の方からお香典やお供え物をいただいたら、そのお返しに贈るものです。現在では「即日返し」というかたちで、通夜や葬儀の会場で、そのままお渡しするのが一般的です。この時、ご家族によっては近い親族にはお香典をいただいても「お香典返し」「即日返し」をお渡ししないケースがあり個人差があるようです。
Q. 普段はあまりお付き合いのない親戚や親族には「お香典返し」をすべきですか?
A.故人やそのご家族との関係性によりますが、普段からのお付き合いが少なかったり、何年もご無沙汰していたしするご親戚やご親族の方へは、一般の参列者の方と同等の「お香典返し」をお渡しするケースが多いようです。
Q. 「お香典返し」と「お供え物」の両方をいただいた場合は「お香典返し」はどうする?
A. 通夜・葬儀で「即日返し」をしている場合は、後日にあらためて「お香典返し」として感謝の気持ちをお届けするのが好適です。三十五日目や四十九日のご法要後にご報告とお礼を兼ねた「お香典返し」と、お供えの「ご返礼」の両方をお贈りするのがよいでしょう。
Q. 親戚や親族から「高額なお香典」をいただいた場合は?
A. 宗派にもよりますが故人に関する仏事が済んだ報告とお礼で、三十五日目もしくは、四十九日の忌明けに品物を贈る習慣があります。このタイミングで、お香典でいただいた金額に応じて3分の1から4分の1位を目安にした金額の品物をお贈りするとよいでしょう。
Q. 親戚や親族から「お香典返し」はいらないと云われた場合は?
A. 相手の方のお心遣いやお気持ちを汲んで「お香典返し」をお渡しするのは控えたほうがよいかと思いますが、どうしてもお贈りしたい場合は「故人の想いでもありますので」とか「亡くなった〇〇が生前に大変お世話になりましたので・・・」といった言葉と感謝の気持ちを添えて直接お渡しや配送でお届けするとよいでしょう。
Q. 親戚や親族への「お香典返し」にはどんなものを選ぶとよいですか?
A. 最近、お香典返しに選ばれる品物のひとつに「カタログギフト」があげられます。幅広い世代の方に喜んでいただける品揃えの中からお好きなものを選んでいただけて、ご都合に合わせて品物がお届けができる点や、いただいたお香典の金額によってご予算も選べる金額設定などが好評の理由です。CONCENT(コンセント)では「お香典返し」にふさわしい落ち着いた表紙デザインのカタログもご用意しております。
お香典返しに関する気になるマナー、宗派のこと、挨拶状のご手配など何でもご相談ください
CONCENT(コンセント)では、お香典返し向けの品格のある上質なギフトを多数ご用意しています。お名前入りでお香典返し用途の熨斗(のし)掛けはもちろんのこと、法要後のご挨拶やご報告の内容を綴った挨拶状の作成も無料サービスでご用意が可能です。是非ご相談ください。