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定期的に配信しているCONCENTのニュースレター「ギフト通信」に掲載の人気コーナー「ギフトコラム~ギフトにお役立ちの豆知識~」を抜粋してこちらに掲載いたします。後悔しないギフト選びに、ぜひお役立てください。

いにしえの時代から伝わる「秋のお月見」のはなし


月の満ち欠けは1年を通じて繰り返されていますが、9月から10月は秋の中でも空気が澄み切って夜空がきれいに見えることもあり、昔からお月見をする習慣がありました。今回は「秋」と「月」にまつわる話をご紹介いたします。

旬の作物をお供えして五穀豊穣を願う「秋のお月見」


月を鑑賞する風習は古来の中国から伝わり、日本では奈良から平安時代に宮中で華やかな月見行事が行われていたのが始まりといわれています。
江戸時代になると農家で五穀豊穣を願って月にお供えするようになり、今に受け継がれています。十五夜にあたる中秋の名月(今年は9月13日)は「芋名月」と呼ばれたり、十三夜月(今年は10月11日)は「栗名月」や「豆名月」と称されたりして収穫した作物をお供えしました。
月に寄り添う暮らし方で季節の旬を感じる…。贈りもの選びにも生かしたい大切な習慣ですね。
いにしえの時代から伝わる「秋のお月見」のはなし
(2019年09月29日配信分より)
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